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2009年10月05日の記事

2009/10/05(月)mbookを使って2週間

mbookを使ってだいたい2週間経ちました。現在Ubuntuメインですが、今のところほぼ問題なく使えています。


工人舎からPMシリーズとして日本語版が出ましたので、それにあわせるわけではないですが、自分なりにカタログから見えない視点から、mbookの良かった所、残念だった所を書き留めておきたいと思います。2週間毎日使ってたわけではないので、適当に受け止めてもらえれば幸いです。

良かった所

軽い
カタログにも重さは載ってるのですが、手に持つと、軽いということを実感します。はじめて持ったときは衝撃的です。

ハードウェア的にクセが少ない
OSをWindows以外に変える人にはとても助かります。この手の小型マシンは独自仕様満載だったりすることが多いのですが、mbookにはそういうものがほとんどなくて楽です。ちなみに今回は購入していませんが、以前から気になっていたviliv S5はいろいろ大変そうです。

悪かった所

作りが雑
これでも改善されたらしいのですが、日本で売られているPCと比べると作りが雑です。具体的にはバッテリーの抜き差しがかなり固いです。あとヒンジがスムーズではないというか、開け閉めがぎこちないです。

キーの配置が変
キーが少ないので、変態キーボードになってしまうのは百も承知なのですが、配置がおかしいです。気になったのは、よく使う「ー_=+」の4つがFnキーとShiftキーの組み合わせで1つになっていることでしょうか。Fn+i でサスペンドになるのですが、TwitterFoxを入れていると Shift+ctrl+iで呼び出すときに押しそうになります、っていうか押しちゃいます。日本語版の方はサスペンドの配置は変わってるみたいですが、DELキーとかきついみたいです。

MicroSDからブートしない
これはどちらかというと希望なのですが、MicroSDからのブートをサポートしてほしかったです。


そんなに使い込んでるわけではないので、実際に触ってみないとわからないのはこのぐらいでしょうか。また気がついたらblogに書き残すと思います、


その他

タッチパネルしかないのはどうなのかな、最初思っていましたが、mbookをMIDとして見ると、ポインティングデバイスがないのも有りかな、と思ってきました。この2週間でいろいろなOSをインストールしたのですが、moblinUbuntu MIDなど、どうみてもタッチパネル前提のOSの場合、画面を直接押せるというのはかなり便利です。もっともまだOSの方の完成度が低くて趣味の域を出ていませんが、あと数年もすればそんなこともなくなるでしょう。

逆にUMPCとして見た場合、こういったデバイスがないのは不満になるのでしょう。アイコンのサイズを調整するなどしないとタッチパネルは使いにくいと思います。M2ではポインティングデバイスが搭載されているみたいで、どうなるか気になるところです。

まとめ

あまりいないと思いますが、実用性を考えて購入するとがっかりすると思います。文書を入力したいなら、mbook(PM)よりキーボードが大きいPCの方が効率上がりますし、プログラミングならもっと処理が早いマシンの方が快適でしょう。おもちゃとしてならこれほど最適なマシンはないと思います。M2の発売が気になるところですが、まだHSDPAも使いこなせてないことですし、いろいろ遊んでいこうと思います。