2013/03/02(土)XPS 13にubuntuをインストール

DELL XPS 13におけるWindows8とubuntuのデュアルブート記事です。
最近は技術ネタはあってもblogに書いてなかったので久々です。

目次
  1. 目的
  2. ubunt(Sputnik)の動作確認
  3. Windows8リカバリ
  4. 方針
  5. 作業
  6. まとめ

1. 目的
DELLのUltrabook XPS 13Windows8とubuntu(Sputnik)のデュアルブート

2. Sputnikの動作確認
まずはSputnikがどんなものかインストールしてみます。最初から入っているWindows8は消えてしまうので、事前にシステムリカバリメディアを作成。8GBのUSBメモリだとちょっと容量が足りなくて、16GBのUSBメモリを使用。2層DVDだったら1枚でOK。次にここからsputnikのISOイメージをダウンロードして起動用USBメモリを作成。普通にubuntuなので問題なくインストールできます。このISOイメージは64bit用で、12.04には入っているEFIブート環境が削られていました。ソフトウェアソースは以下のような感じ。パッケージインストール一覧出すの忘れたけど、パッと見た感じ12.04そのもの。
softwaresource.png


3. Windows8リカバリ
Windows8のリカバリ方法は以下の2種類から選択できるようになっています。
  • 完全リカバリ:パーティションサイズからなにからなにまで買ったときの状態に戻す
  • Cドライブリカバリ:パーティションサイズは変えずにWindows8を再インストール
後者は罠があって、Windows8をインストールするCドライブのパーティションサイズは変更しないのですが、SSD最後に必ずリカバリ領域を作成します。つまり頭にWindows8、残りubuntuという構成にすると、Windows8をリカバリしたときにubuntuがお亡くなりになります。

4. 方針
UX21Aにubuntuをインストールしたときと同じで、UEFIブートメニューでデュアルブートを実現することにしました。理由は片方のOSに何かあったとき、もう1つの方に影響しないから。ただ、本音を言うとWindows8のGUIなブートマネージャーがカッコよくて以下を参考に少しがんばってみたけどうまくいかなかった経緯があったりします。
Dual-boot Windows 8 and Ubuntu 12.10 on UEFI hardware
http://www.linuxbsdos.com/2012/11/05/dual-boot-windows-8-and-ubuntu-12-10-on-uefi-hardware/
EFIでインストールということで、前述のSputnikのISOイメージは使えないため、12.04LTSをインストールして、その後、Sputnik Kernel PPASputnik Policykit PPAを追加することにしました。
パーティション構成は、Windows領域を100GBつぶして、そこにubuntuをインストール。お尻のリカバリ領域はそのまま残すことにします。インストール後ですが、以下がパーティション構成になります。sda8とsda9が合わせて100GBで、ubuntu用に作った領域です。パーティションがごちゃごちゃしていますが、自分が作ったわけではなくて、もともとこんな構成になっています。
gpartedss.png


5. 作業
BIOSの設定は、SecureBoot Disable, LoadLegacyOptionRom Enabled, BootListOption UEFI
電源オン時にF12キーを押すことで、USBメモリからブートさせることができます。
EFIでブートすると、grubの画面が出ます。
gpartedで100GBつぶして、最大の空き領域にインストール、を選択しました。
インストールは問題なく終了し、2つのPPAを登録しておしまい。
Fnキーを使ったショートカット(キーボードバックライトのオフとか)も問題なく動作していて、今のところ不具合はありません。
Windowsを起動したいときは電源オン時F12キーを押してUEFIブートマネージャーを起動、メニューからWindowsを選択すればOKです。

6. まとめ
記事内容が自分メモなので、ubuntu自体のインストール方法など、細かいことは触れていませんが、XPS 13はクセのあるハードウェア構成ではないため、トラブルなくインストールできると思います。