2009/09/29(火)Ubuntuなmbookで無線LAN
解像度が800x600(本来1024x600)タッチパネルが使えない- 無線LANが使えない ←NEW
- 音が出ていない
- webカメラが使えない ←NEW
USIMを使ってみたい
webカメラを使う
Windows側でWebカメラをONにして、そのまま再起動でUbuntuを立ち上げると自動で認識しました。逆に言うとWindows側でONにしないと使えません。UMiD LauncherのLinux版が提供されるか、誰か作るかしないと無理そうです。個人的にはBIOSで、起動時のwebカメラ(USBデバイス)のONOFFを追加して欲しいと思います。
音が出したい
前回は /etc/modprobe.d/alsa-base.conf に以下の2行を追加することで音が出るようになりました。
alias snd-card-0 index=0 options snd-hda-intel model=basicまずはオプションの意味を調べます。Ubuntu Weekly Recipeを見て適当にオプションを変えていきますが音は大きくなりません。次に以下を参考にしながら、自分でALSA driverをインストールすることにしました。
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=4619
sudo apt-get install build-essential wget ftp://ftp.alsa-project.org/pub/driver/alsa-driver-1.0.21.tar.bz2 tar xjf alsa-driver-1.0.21.tar.bz2 ./configure --with-cards=hda-intel --with-kernel=/usr/src/linux-headers-$(uname -r) make sudo make install追記
Monoを大きくすることで音量が上がる、というコメントをいただきました。初期のドライバに戻して確認しました。どうもありがとうございます。
無線LANを使えるようにしたい
mbookとその他について - mbookでubuntu 9.04 で無線LAN上記のサイトを参考にしながら、無線LANもGUIで使用できるようになりました。
とむむの日々○○ - UMiD mbookでUbuntuを使う! その3
主にPCに関すること - mbook M1 その10 ubuntu 無線Lan有効化 でも?
- firmwareをダウンロードしてきます。
- helper_sd.bin を sd8686_helper.bin に名前を変えて sd8686.bin と一緒に /lib/firmware にコピーします。
- ConnManというConnection Managerをインストールします。
sudo apt-get install connman connman-gnome
ConnManはすぐ調子が悪くなるので、調子が悪くなったら /etc/init.d/conmann retstart してあげます。とりあえずこれで固まらずに有線LAN無線LANにつなげるようになりました。無線LANに関してはもう少し追っていきたいと思います。
2009/09/26(土)mbookにWindowsXPをインストール
WindowsXPのインストールはチャレンジしてる人も多いため、「mbook Windows インストール」あたりで検索するとたくさんヒットします。気をつけるのはSP3が当たってるWindowsXPを用意することと、ドライバ類は事前にダウンロードして用意しておくことぐらいでしょうか。Windowsはドライバ類も揃っていて、気をつけることも特にないので、いつも以上に適当にまとめておきたいと思います。
Windowsの用意とインストール
まずはWindowsXPの用意から。nblogの中の人が所持しているWindowsのCDは2001年10月の発売直後に購入した無印OEMです。まずはこれにSP3を当てたCDを作成します。ちょっと検索したら便利そうなツールを発見したので使わせてもらいました。SP+メーカー作成されたISOファイルをライティングしてSP3対応CDの完成なのですが、mbookに接続する起動用のUSB接続のドライブを持っていなかったりします。あまり使わないであろうWindowsのためにドライブを買ってくるのもアレなので、USBメモリからWindowsをインストールしてみることにします。
http://www.ak-office.jp/software/winsppm.html
ということで検索して最初に試したのがWinToFlashというソフト。窓の杜の解説を読むと簡単そうですが、残念ながら自分の環境ではうまく動作しませんでした。
x-gadget - Windows XPをUSB Flash Memoryからインストールする!次に上のサイトを参考にUSB_Multi_Bootというのを使って見ました。だいたい同じやり方なのですが、X) Copy LANG はYesにしておかないとあとでエラーが出て、LANGフォルダをコピーしなおさないといけないので注意です。
http://project-r.org/eeepc/xpinst-from-usb/
また自分のようにSSDをUbuntuなどで使っていると、起動時にSSDのファイルシステムが認識されないため、USBメモリがCドライブとして認識されます。そのままインストールを続行すると、USBメモリにNTLDRがインストールされ、USBメモリを刺していないと起動しなくなるのでかなり注意です。回避するにはSSDにパーティションを作成してフォーマットしてから再起動して、もう1度最初からインストールしなおせばSSDがCドライブ、USBメモリがDドライブとして認識されます。
ちなみに今度は無事起動しました。デフォルトの状態ですと解像度は640x480で、音も出ませんし、無線LANも使えません。ということで次はドライバ類とユーティリティをインストールしていきます。
ドライバ類のインストール
ドライバ類は事前に用意しておく、などと書いていますが、付属で付いていたCDからUSBメモリにコピーしてインストールしていくことにします。- AUDIO そのままインストール
- CHIPSET そのままインストール
- GAM500(video) 最新版をダウンロードしてインストール
- UMiD Launcherユーティリティ これを入れないとwebカメラが使えません
- C-motech Modem Manager HSDPAは今は使う予定はないけどデバイスマネージャの?が消えるのでインストール
- BlueSoleil Bluetooth Stackだが、インストールしないでWindowsのを使用。ちなみに最新版は6らしい
- USB Client driver 使わない気がするがデバイスマネージャの?が消えるのでインストール

最後の3つのデバイスドライバを入れて?がなくなったデバイスマネージャの画像
一通り終わって
SSDに入れたWindowsを使うのは初めてだったりするのですが、いわゆるプチフリという現象が起きています。FAT32でフォーマットすればある程度回避できるらしいですが、今回はNTFSでフォーマットしていますのでまったく回避できていません。しかしながら無線LANをはじめ、すべてのドライバが揃っていてまったく不具合なく使用できるのは素晴らしいです。Ubuntuのときは気づかなかったのですが、Windowsではきちんと大きい音が鳴ります。Ubuntuでも音は出るようになったのですが、小さい音しか出なくて、Windowsの音を聞くまでは、mbookはスピーカーも小さいしこんなもんだろう、と思っていました。Ubuntuの設定をあとで見直して大きい音を出すのにチャレンジする予定です。
気になってたwebカメラの起動はUMiD Launcherを常駐させた状態でFn+Bでした。ピロリンというUSBの認識音がするのでハードウェア的にONOFFをしてるようです。無線LANも同様なのですが、再起動ではONOFFの状態はそのままで電源を落とすとどちらもOFFになってしまうようです。
mbookで動画再生をしようとはあまり考えていないのですが、flashのbenchがあったのでなんとなくやってみました。

Windowsを使うことはないと思いますが、カメラの件もありますし、一応このままの状態にしておく予定です。
2009/09/22(火)mBook M2発表
UMID mBook M2 at IDF先週購入した自分は涙目になりそうなところですが、M1のときも発表は1月ぐらい(当時の記事)でしたし、初期モデルは危険かもしれませんので、しばらく様子見です。CPUやメモリなどがスペックアップで値段が$499となってますので、なかなか魅力的だと思います。
http://jkkmobile.blogspot.com/2009/09/umid-mbook-m2-at-idf.html
UMID M2 MIDこちらには写真がたくさん上がってます。ちょっと厚くなった感じでしょうか。1枚目にUSIMスロットの写真があるのが気になるところです。mBookはあまり関係ないイベントかもしれませんが、IDFは22日~24日で行われるので、もう少し情報が出てこないか期待したいと思います。
http://www.umpcportal.com/gallery/v/UMIDM2/
2009/09/21(月)mbook関連の周辺機器
ケース
今回はエレコムの電子辞書用ケースを使いました。DJC-007シリーズでmbookに合わせて色は黒です。ちょっと横がきついかもしれませんが、152mm以上のケースならだいたい入ると思います。奥行きがちょっと余ってるので、もう少しピッタリなケースを探す予定です。巾着が好きなので、付属のケースみたいやつで、もう少し生地が厚めのがあったらいいと思います。
タッチペン
付属のタッチペンが取り出しにくいので、別に購入しました。字を書くペンではないので、それほど大きくなく、それでいてしっかり握れるものを、ということでサンワサプライのPDA-PEN12BKを選びました。色はやっぱりmbookに合わせて黒です。
充電用USBケーブル
S9-USB CABLEがmbookのTTA20pinコネクタに干渉しないで刺さるらしいので購入しました。充電用のランプが付いてませんので、どのくらい充電されているのか確認できませんが、少しずつ充電されているようです。付属のACアダプタが大きくてあまり持ち歩きたくないので、できる限りUSB充電で乗りきりたいところです。ちょっと値段が高いですが、PMシリーズのオプションのACアダプタは気になるところでもあります。
Bluetoothマウス
Bluetooth Notebook Mouse 5000を購入しました。適当にいじっていたら勝手にペアリングして使えるようになってしまったので、設定メモがなかったりしますが、あとでUbuntuは入れ直す予定なので、そのときにきちんとまとめる予定です。ちなみにこのマウスはホイール部分がカチカチ言うので好みです。
2009/09/21(月)mbookにUbuntuをインストール
USBメモリにイメージを作成して、mbookに差し込んで起動。DELキーを押しているとBIOSに入れるので、USBメモリからブートするようにします。GUIモードでインストールでき、まったくトラブルなく最後まで終了。再起動後、気づいたこと確認しておきたいことをまとめておきます。
- 解像度が800x600(本来1024x600)
- タッチパネルが使えない
- 無線LANが使えない
- 音が出ていない
- webカメラが使えない
- USIMを使ってみたい
解像度を1024x600にする
エスブレイン - VAIO TYPE PにUbuntuインストール (1600×768もOK)上のサイトを参考にしましたが、やはり機種が同じなだけあって(?)、とむむの日々○○さんのところと同じ方法でできました。一応自分なりに手順まとめておきます。タッチパネルの設定がまだなので、マウスを接続して設定しました。キーボードだけだと操作が厳しいです。
Viva! Ubuntu!! - ついにUbuntu9.04対応の「インテル atom Poulsbo」ドライバが非公式ながらリリース。Inspiron mini 12でOK!!
とむむの日々○○ - UMiD mbookでUbuntuを使う! その4
システム>システム管理>ソフトウェア・ソース>サードパーティのソフトウェア、で以下の2つを追加します。
deb http://ppa.launchpad.net/ubuntu-mobile/ppa/ubuntu jaunty main deb-src http://ppa.launchpad.net/ubuntu-mobile/ppa/ubuntu jaunty main端末を開いて実行します。公開鍵の組み込みです。
sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv C6598A30Synapticパッケージ・マネージャを起動して再読込。その後、psbで検索して以下の4つにチェックをしてインストールします(依存関係で4つ入る)
psb-kernel-headers
psb-kernel-source
psb-modules
xserver-xorg-video-psb
ログアウトして入り直せば1024x600になっているはずです。
タッチパネルを使えるようにする
主にPCに関すること - mbook M1 その13 ubuntu タッチパネル設定完了上のサイトを参考に設定しました。ということで自分なりにまとめです。
mbookとその他について - mbookのタッチパネルリトライ再び
- ここからGalaxTouchDriver なるものをダウンロードしてきます。自分は Kernel 2.6.x 2.06.2905 を落としました
展開してsetup.shを編集します。「1.5.」になってるところを2ヶ所「1.6.」に直します追記:スクリプトを見たら9.04対応になってたので修正はいらないようです。(2009/09/25修正)- setup.shを実行し、途中の選択肢は [2]PS/2 を選びます
- http://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?pid=552400 から egalax_drv.so をダウンロードし、/usr/lib/xorg/modules/input/ に置きます
- /etc/init.d/rc.local の case “$1” inの前に echo -n serio_raw > /sys/bus/serio/devices/serio4/drvctl と付け加えます
- 再起動して sudo /usr/bin/eGalaxTouch で起動してToolタブからキャリブレーションを実行して設定終了です
無線LANを使えるようにしたい
無線はかなり鬼門で、実はまだnetwork-managerから使えるようになっていません。iwconfigで設定すれば使えますが、network-managerで接続すると、つながった途端にUbuntuごとフリーズします。なんとなくnetwork-managerで動かせるような気がするので、とりあえずやったことをまとめておきます。
- http://www.marvell.com/drivers/driverDisplay.do?driverId=203 からdriverをダウンロード
- 日付が2008/08/18であること、GPLであることから、さらに改変されたdriverがないか検索
- http://dev.laptop.org/pub/firmware/libertas/ なるものを発見したが、やっぱりフリーズ
- sd8686関係を見直すため、数年ぶりにKernelの再構築を行うが、なんかミスっててやり直し。
音を出したい
主にPCに関すること - mbook M1 その9 ubuntu サウンド有効化参考に、というかそのままの通りしたら音が出るようになりました。本体のスピーカーがしょぼいのか音はとても小さいです。
/etc/modprobe.d/alsa-base.conf に以下の2行を追加
alias snd-card-0 index=0 options snd-hda-intel model=basic
webカメラを使いたい
これも現時点ではまだ使えるようになっていません。そもそもdmesgを見る限り認識されていないような気がします。WindowsでのカメラのON/OFFが、Fn+Bキーを押すことによって行われてるらしいのですが、これがハード的にON/OFFしていたりするとUbuntuでは無理そうな気もします。Wineをインストールした後、Windows用のUMID Launcherを入れてみましたが、やっぱりダメでした。
追記:Windows側でFn+BでWebカメラを有効にし、その後電源を切ることなしにUbuntuを起動すると、カメラは認識されて普通に使えました。(2009/09/25追加)
Nise Design - Install Ubuntu Linux 9.04 to UMID mBook M1上のサイトのwebcamに関する説明を見るとdmesgに以下のメッセージがないとダメそうです。これはあとでWindowsをインストールしてカメラの動作確認をしたいと思います。
[] uvcvideo: Found UVC 1.00 device Venus USB2.0 Camera (0ac8:3430) [] input: Venus USB2.0 Camera as /devices/pci0000:00/0000:00:1d.7/usb1/1-7/1-7:1.0/input/input9
USIMを使ってみたい
WILLCOM CORE 3Gが使えるらしいのですが、持っていないので試せていません。
ということで、かなり快適になってきましたが、無線LANとwebカメラ、USIMが今度の課題となりそうです。次回は周辺機器についてまとめてみたいと思います。