2010/01/08(金)Pocket WiFi (E5830) 設定

外観など
イー・モバイルのPocket WiFiは液晶表示らしいですが、E5830はLED表示。色が変わったり点滅したりして情報を表示します。上の写真で、左上がアンテナ、右上がバッテリー、左下が無線、右下が3G接続を表します。真ん中のRがローミングということですが、おそらく使うことはないでしょう。どのLEDも見たままなので、わかりやすいです。付属のACアダプタはUK仕様ですので、そのままでは日本では使えません。100V~240Vとなっているので、変換アダプタをはさめば使えると思いますが、基本的に下部のminiUSBからの充電になります。説明書類はとてもシンプルで、3UKへの接続が前提となっています。
Pocket WiFiとの比較
Pocket WiFiと比較したいのですが、自分はPocket WiFiを持っていないので、マニュアルを見ながらE5830にない機能をまとめてみました。- ストラップホールがない
- インターネット接続モードにオートとマニュアルというのがない(マニュアルのみ)
- WPS(Wi-Fi Protected Setup)機能がない
- Webでの設定ができない
3 WiFi Manager
画面を全部貼っていきます。インストールするとデスクトップ上にこんなアイコンが作成されます。

3 WiFi Managerの起動直後の画面

ここからE5830の操作もできて、無線をONにした状態

順番にText、Phonebook、Quick Setup



Advanced Managementはちょっと設定が多いので上から順番に
WLAN Settings




Firewall Settings






DHCP Settings

ToolsのところでSIMの情報確認やProfileを作成できます。
Diagnostics




Options







willcom core 3G
慣れないWindowsでキャプチャしたのと、深夜遅くなってかなり眠くなってきてるので、半分夢うつつでwillcom core 3Gが使えるか設定してみました。つながったような気がするのですが、つながらなくてもnblogの中の人は責任を取れませんので、そういうことでお願いします。E5830でwillcom core 3Gが使える夢を見た(Profileイメージ)

まとめ
Pocket WiFiと比較すると、いろいろ違いがありますが、それらを許容できるのであれば11700円(為替により変動)という価格は魅力的だと思います。telnetdが走っているのを確認しているので、そっち系でもまだまだ楽しめそうです。2010年最初のおもちゃとして遊んでいきたいと思います。2010/01/05(火)Pocket Wifi (E5830)
購入するきっかけ
- この手の機器(モバイルルーター)としては小型なので以前から気になっていた
- 複数のWWAN内蔵PCを使用する場合、SIMの挿し替えが面倒くさい
- 友人がPocket Wifiを購入して舞い上がっていた
すると、なんと15000円スタートでE5830が出品(魚拓)されていました。相場がわからないので、とりあえず様子を見ていると、25500円まで上がって終了しました。過去のオークションの結果を調べてみると、だいたい20000円前後で落札されているようです。イー・モバイルの端末価格(4万円弱)から比較すると確かに安いのですが、オークションの開始価格がいずれも15000円ぐらいなので、もしかしたらそのぐらいの価格で入手できるのではないか?ということでさらに調べました。
そこで見つけたのがebayです。ebayは知っていましたが使ったことはなく、海外のオークションサイトという認識でした。以前日本にあったときも利用することはなく、当時はヤフオクも無料で、ebayが撤退したらヤフオクが有料になったなあ、という印象が残っています。
ebay内でE5830を検索していくと、いくつか商品が引っかかるのですが、支払いの金額の単位が異なっているのに気づきました。SIMフリーなE5830を扱ってる出品者(セラー)の、主な支払いの金額単位は英ポンド、香港ドル、オーストラリアドルです。日本円に直すと為替による違いがあって、順に約12000円、約16000円、約14000円でした。この金額は送料込みの値段で、当然ながらできる限り安い方がうれしいので、イギリスのセラーから英ポンド払いで購入することにしました。
登録から購入まで
登録方法などは「ebay 登録方法」などで検索すると出てくるので、そちらで見てもらうとして、簡単に説明すると、ebayとPayPalに登録する必要があります。ebayはオークションの部分を担当して、PayPalは支払い、つまりは金銭の部分を担当する形になります。PayPalに関しては日本語で登録が行えるのでわかりやすいと思います。両方登録したら、ebayのアカウントとPayPalのアカウントを紐付けして完了です。ちなみに今回のE5830はオークション形式ではなく、ショップの販売(Buy Now)という形で購入しました。
金額を確認(Confirm)して、支払い(Check Out)して終了、かなりあっけないです。セラーに対して英語のメールでやりとりする必要はなく、支払いと同時にPayPalに登録した、自分の住所(発送先)が相手に通知される仕組みになっています。ヤフオクで面倒くさいのが、落札後の住所情報や送料のやりとり、入金なのですが、この辺りをまとめてシステムに組み込んでしまっているebayの簡易さには少々驚きました。
支払った金額はすぐに日本円で確認できて、自分の場合は日本までの送料込みで11700円でした。実を言うと、もう1000円ぐらい安いところがあったのですが、今回初買い物ということで、ebayの優良店マークがついているお店で購入しました。料金を払ったのに商品が届かない、などのトラブルがあった場合はPayPalで対応してくれるらしいので、この辺りも安心できるところです。
届くまで
12月24日に購入しその場で入金、29日には発送通知がきました。海外のお店は発送が遅い、と聞いたことがありますので、クリスマス年末シーズンを考えると、まずまずの対応だと思いました。ついでにRoyal Mailのトラッキング番号が通知されました。Royal Mailのトラッキング番号も日本に入ると郵便局から検索できるようで、12月31日には日本に到着、年が明けて1月1日には郵便局の番号検索に出るようになりました。3日まで成田国際空港支店で通関検査待ちで、4日には発送、そして本日5日に商品が無事到着しました。以前、香港からmbookを購入したときは、受け取り時になんとか税(忘れました)がたしか200円ぐらいかかっていたのですが、今回は金額が安いせいか特に何もなく本当に11700円でイギリスから日本の自宅まで商品が送られてきました。
googleやtwitterで検索してみると、他にもebayでE5830を購入してる方がいるようで、自分もあとでレビューというか設定をまとめたいと思います。
2009/12/06(日)VAIO Wいろいろ
【注意】
mbookにubuntuをインストールする話、sd8686関係の記事番号が変わって、こちらになっています。ご迷惑をおかけします。
本当は「VAIO WにUbuntu9.10」というタイトルにする予定だったのですが、ノートラブルで動作してしまい、Ubuntuだけだと書くことがないのでいろいろ書いていきます。
Ubuntu9.10
VAIO WにUbuntu9.10をインストールしました。今回はWindowsは削除しない方針でいくので、USBメモリからLive版を起動し、GPartedでHDD後半120GBを確保、そこにUbuntuを入れました。VAIO WのようなatomN系CPU+945GSE Express(GMA950)なノートPCでUbuntuで使うのは初めてだったので、atomZ系+US15W(GMA500)の時みたいに苦労するのかと思ったらまったく問題が起こらず拍子抜け。インストール直後からcompizが有効になっていて、しかもそこそこの速度で使えてたのには驚きました。WindowsVistaだとaeroを有効にしていた方が、3Dの処理をビデオチップが肩代わりしてくれる分、CPU負荷が軽くなって速くなる、という話を聞いたことがあるので、もしかしたらcompizにも同じことが言えるのかもしれません。
すべてのデバイスが(おそらく)問題なく使用できています。さすが標準品で組み立てたネットブック、といったところでしょうか。
WindowsXP
Windowsの方は、GPartedを使ってパーティションの変更を行うと、起動時にファイルチェックをしますが、その後は普通に起動できるようになります。自分はUbuntuメインなのでGrubからWindowsを呼び出してますが、Windowsメインな人は、デフォルトWindows起動にしておいて、NTLDRからUbuntuを呼び出すようにするといいでしょう。レジストリの変更を含めた設定のカスタマイズはよくわからないのでやってないのですが、重いらしいMcAfeeを削除して、軽いと評判のMicrosoft Security Essentialsをインストール、あとは見た感じいらなさそうなソフトを削除しただけでだいぶ快適になりました。
良い所、良くない所
OS関係はここまでにして、あとはVAIO Wを数日使ってみて良かった所、良くなかった所を適当にまとめていきます。10インチで1366×768
そんなの結構あるよ、と思う人がいるかもしれませんが、atonN系CPU搭載で高解像度のネットブックだと数機種しかないです。
重さが1.19kg
液晶の大きさ依存な面もあるかもしれませんが、割と軽い方だと思います。
値段が安い
直販は高い(3年保証やUSキーボード選択などのメリットはある)のですが、店頭モデルが安いです。最安値は40000円前後を推移しています。
HDDやメモリの交換が容易
ネットブックにそこまでお金をかけるのもどうかと思うのですが、とにかく分解が容易です。VAIOにしては珍しいぐらいです。
キーボードが交換可能
新しい機種だからなのか、部品提供サービスではVAIO Wのパーツは入手できないようです。ただ、上と同じくそこまでコストをかける価値があるかは疑問ではあります。
ラッチレス
nblogの中の人はラッチレスなんて高いPCだけかと思っていたら最近はそうでもなかったようです。また友人に勝手に開いたり、紙がはさまって困る、とダメだし食らいました。ちなみに、その人はノートPCをそのままバッグに入れる人なのですが、自分はインナーケースに入れる派なので、その心配はありません。
ACアダプタが小さい
VAIOはWに限らず、他のシリーズも含めてACアダプタが小さいです。セットで持ち歩く場合、とても助かります。
キーボードが電卓
タイピングの多い人だと腱鞘炎になりそうです。
キーピッチが狭い
VAIO Pとキーボードの部品を共通にしてコストを削減していると言われていますが、おそらく左右の剛性を確保するためにスペースを空けているからだと思いました。本体の大きさの割にキーピッチが狭いため、少々打ちにくいです。
まとめ
ネットブックは「安い」ことが売りだと思いますので、安く入手できるのであれば、VAIO Wを購入しても後悔しないと思います。また高解像度なネットブックとしても、数少ない選択肢のうちの1台となるでしょう。とりあえずWindowsで使うにしてもUbuntuで使うにしても問題ないです。atomZ系というかGMA500はいろいろと地雷すぎるので、個人的にはあまりおすすめしません。2009/12/04(金)VAIO W購入
購入する機種は、すでにある程度しぼっていたらしく、本当に付き添ってるだけで終了だったのですが、ふと見かけたネットブックコーナーのVAIO Wに、小さな手書きのポップを発見!
わけあり32800円(外箱痛み)
さっそく店員さんに聞いてみると、外箱が痛んでしまったのでこの値段とのこと。実際に見せてもらいましたが、かなり悲惨な状態になってました。もちろん中身は無事でメーカー保証がつきます。
ここ最近ネットブックについていろいろ調べていて、その中でVAIO Wはちょっと注目していました。そんな関係で価格相場もチェックしていたので(ちなみに安くても40000円前後)、この時点で購入意欲100%でしたが、知人がPCを購入するので、一応値下げできるか聞いてみたらなんと30000円にしてくれるとのこと。まぁ知人のPCの値下げ分をいただいた感じです、すみません。
ということでVAIO W(白)ゲットです。
30000円のPCにあまりお金をかけても仕方ないので、HDDは160GBそのままでパーティションを分けてWindowsとUbuntuで使用予定、メモリは以前別のPC用に購入して余ってた2GBのメモリに交換しました。インナーケースも400円ほどの安い物(SIBG05BK)を購入。VAIO W用にhandmade felt caseというのも出ているようですが、さすがに5980円はスルーです。
ということでまたPCが増殖してしまったわけですが、値段も安い物だったので、1年ぐらい使いつぶせればいいかな、と思いつつUbuntuをインストールして遊びたいと思います。
2009/11/22(日)VAIO P用のインナーケース
nblogの中の人のインナーケースの選び方は以下のようになっています。
- マジックテープはNG
- ファスナーはできればNG
- 紐やゴムで止めるタイプの巾着優先
「"VAIO P" インナーケース」などのキーワードで検索するとトップに出てくるのは、(amazonの方ですが)suonoのFILOというVAIO Pのインナーケースでした。デザインはカラフルで良さそうだったのですが、マジックテープなのでスルーしてさらに検索していきます。そんなこんなで3つほど見つかったのでこの中から選んでいきます。
- リュウド - Sleek Sleeve
- グリーンハウス - GH-ICA-VP*シリーズ
- buzzhouse_design. - handmade felt case
リュウドのSleek SleeveはケータイWatchの記事でも紹介されていましたが、セレブ感がですぎていて自分には合わなさそうなのでパスです。表側が動物柄ではなくて、裏面同様の皮ならよかったのに残念です。80gと軽くて丈夫そうで、本当に良さそうだったのに残念。
グリーンハウスのケースは価格も安くて、これに決めかけていたのですが、handmade felt caseの評判が良さそうなので、かなり悩みました。上述したCargo Sleeveもネットの評判を見て購入したら大当たりだったので、今回も同じように購入してみることにしました。ちょっと値段が高い(グリーンハウスのケース7個分!)のが気になりましたが、ハンドメイドだしこんなものかな、とamazonで購入。プライムは使っていないのですが朝ポチったら次の日には届きました。amazon仕事早すぎです。
というわけでVAIO P本体はまだステータスが生産中(パッケージ中)にも関わらず、インナーケースのみ先に届きました。例によって写真なしでレビューですが、箱から出してみて最初に思ったのは、、、
残念でした
確かにいい出来だと思うのですが、これで7480円はちょっと高いです。これが5000円なら自分も良評価で、3800円ぐらいだったら、きっと他の人にも薦めるインナーケースになったと思います。まだVAIO Pを入れて持ち歩いているわけではないので、持ち運ぶようになったらまた別の評価に変わるかもしれませんが、とりあえずの第一印象はこんな感じです。
現在はmbookを入れるためのDSiLLのケースを探し中です。