2008/11/10(月)Macminiもubuntu8.10

自分の普段使っているPCをubuntu8.10にアップグレードしたので、調子に乗ってこのblogを動かしているPC(Macmini)もubuntu8.10にしました。

blogの運用なんてServer版使えよ、というところなのですが、Mac(しかもPowerPC)のubuntuがどのくらい使えるのか確認したくてあえてDesktop版を使っています。でも実際はほとんどネットワーク経由でアクセスしてのメンテナンスなので、Desktop版を使ってる感じがあまりありません。ちなみにどのくらい使えるのかというと、普通のintel版とまったく同じように使えています。本当にubuntu助かります。

また仮にもサーバーとして使ってるんだから8.04LTSのままにしておけよ、というのもあるのですが、せっかくの新しいバージョンですし、サポートが切られたPowerPCでどこまで使えるのかチャレンジしてみたくもあり、アップグレードしてみました。

前述したようにPowerPCのubuntu公式サポートは7.04までで現在非公式な状態です。


普通にアップグレードはできましたが、いくつか不具合が発生しました。まずは内蔵スピーカーからノイズ発生。サウンドは通常通り出るのですが、操作をしてるとチリチリビリビリというノイズが出ました。普段Macから音を出すことはないので、サウンドの設定でスピーカーから音を出ないようにすることで解決。

次にsshでアクセスするとゾンビプロセス多すぎ、と警告が出ました。ps axで見ると、なぜかvncserverが30個近く起動してCPU負荷も100%になってます。Routerの設定をするときだけ、vnc経由でfirefoxを起動して操作するので、普段使わないのでvncserverをつぶしてこれも解決。セッションの設定からvncserverを自動起動するようにしていたのですが、これは解除しました。

あとアップグレード中にapache2関係のファイルの置き換えをつい上書きしてしまってこのblogが見えなくなったので、古い設定ファイルに置き換えてこれも解決(これは自分のミスですね)

と、いった具合で特に致命的なトラブルもなく8.10にアップグレードができました。細かいところでは何かあるかもしれませんが、しばらくこのまま運用していこうと思います。

2008/11/06(木)ubuntu8.10

10月30日にubuntu8.10が出ました。

ubuntuはGUI操作でアップグレードが簡単にできるので、あとでポチッと(クリックして)8.04から上げればいいや、と思って放置していましたが、いつまでたってもアップデート・マネージャのメニューに表示されません。最初の数日は混雑回避でアップデートのタイミングをずらしてるのかな、とも思いましたが、アップグレードされそうな気配がまったくないので、検索してみることに。すると、公式のアップグレード手順のページを見つけることができました。そこには、

Ubuntu 8.04 LTSは、8.10へのアップグレード通知を行いません。

えー、そうだったのか。LTSは長期サポート版だからだそうで、LTSからのアップグレードは初めてなので知りませんでした。以前のLTSはたしか6.06ぐらいだったと思うけど、その頃はアップグレード=インストールやり直し、をしていた気がします。ぜんぜん関係ないですが、ubuntuを使う前はFedoraやCentOSを使っていて、事前に情報を調べて、念入りに下準備をしたにもかかわらず、アップグレードすると起動しなくなった、とか普通にありました。それに対してubuntuは無難にアップグレードできて、それが当たり前なのかもしれませんが、とても感心した記憶があります。

ということで今回も前述のアップグレード手順に従い、普通にアップグレードして8.10となりました。