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小説「聖剣の刀鍛冶」を読み終わったので感想など書いてみます。
ちなみにnblogの中の人は読書家というわけではなく、アニメを見て面白かったら原作の小説(漫画)を読むというスタイルです。以前は車生活で本を読むことはほとんどなかったのですが、最近は電車生活なので、移動中に読む機会が多くなりました。
あらすじ(wikipediaより)
元貴族令嬢で騎士団員のセシリー・キャンベルは、父から受け継いだ古い剣を鍛えてくれる鍛冶屋を探していた所、街中で暴れていた男を剣で撃退する青年と出会う。その青年の名は、ルーク・エインズワース。鍛冶屋を営んでいるというその青年と、彼の助手のリサ、そして、訳あって警護をすることすることとなった魔剣「アリア」との出会いによって、セシリーはだんだんと聖剣とヴァルバニルをめぐる争い巻き込まれていく。そして、自身に課せられた運命に翻弄され、芽生え始めた恋心に戸惑いつつも、三人と絆を深め合い、セシリーは一人の騎士として、また、一人の女性として成長していく…。
原作は小説ですが、2009年秋アニメで放映していました。、当時やっていたオンラインゲーム(信長の野望 Online)で刀鍛冶という職業でプレイしていたので、そのつながりでなんとなくアニメを視聴。萌アニメじゃなく、聖剣やら悪魔やら自分好みの厨二ファンタジーっぽい感じだったので、原作を読もうと思いましたが、完結していなかったようなので、「完結したら読む本」リストに追加していました。今年になって原作が完結(全15巻)したので、1巻から順番に読んでいきました。ということで以下、思いついたことを箇条書き
- 後半の物語展開が強引すぎる
- 多くの伏線を放置せずに(一応は)回収しているのは○
- 一気に読んだから言えるのかもしれないけど、いらない伏線多くない?
- 文章の使い回し(引用)が多すぎ、特に後半
- 登場(スポットを当てた)キャラクターが多すぎる、いらないのもいるでしょ
- 鍛冶用語が多いのは(厨二的に)とても良かった
- 文章が全体的に読みやすい(最近ひどい小説が多い、ほんとに)
- 後半、ラブコメ展開が多すぎてショボーン
まとめると、前半は面白かったけど、後半は尻すぼみ。アニメや漫画で見るとまた印象は変わりそうかな、という感じです。どのくらい円盤が売れたのかわかりませんが、アニメ二期期待しています。作者さま、楽しい物語をありがとうございました。