2009/02/20(金)R50pの無線LANのW52化

自宅の無線APはabg対応なのですが、基本的にaで接続するようにしています。先日入手したThinkPad R50pはabg対応のカードが入っているにもかかわらず、aが認識されません。どうやらJ52のみ対応のようですので、これをW52対応にさせてみることにしました。


以前、ThinkPad X40の無線LANをW52化したときはIBMワイヤレスLAN802.11a/b/g Mini-PCI カードII用というのを使いましたが、このR50pにはIIが付かない方のカードが装着されているらしく、このファイルは使えませんでした。メモリ増設ついでにminiPCIをチェックして型番を確認すると91P7303、やはりIIが付かない方のワイヤレスLAN 802.11a/b/g Mini-PCI カードでした。

google先生で検索してみると、IBMからはW52に対応させるファームウェアは出てないようですが、W52化してる人もいるようなので少し情報を集めてみます。ちなみに以前IBM純正じゃない2945abgをThinkPadで使えるようにしたときは、ファームウェア書き換え用のドライバが必要で、そのドライバを入れた状態でファームウェアを書き換える作業をしました。今回も同じようなアプローチになるのではないかと予想しつつ情報収集し、以下にまとめ。
参考
検索してたら見つかった海外の掲示板
http://www.dslreports.com/forum/remark,16799071

ということで手順のまとめです。お約束ですが、自己責任になりますので注意。

1.まずはファームウェアを書き換えられるドライバを入手します。
TamoSoft
http://www.tamos.com/
DownloadからCommView for WiFi 6.1

2.次に無線LANのドライバを変更します。手動でCommViewの物にチェンジです。

3.rcu.exeというユーティリティを入手です。
http://www.tamos.com/files/rcu.zip

4.ファームウェアの書き換えです。
RegDomain 0x36(ETSI3_WORLD)

4はちょっと試行錯誤したのですが、上記の値でW52を認識→接続、となったので少なくともW52対応になったと思われます。この辺の値を変えることで世界各国に対応できるようなのですが、詳しくはわからないのであきらめました。

ということで、とりあえずW52化して自宅のAPにaで接続できるようになりました。