2009/10/02(金)PCG-U101をまた出してきた

PCG-U101を引っ張り出してきて、思い出にひたりながらこのエントリーを書いています。


U101は2003年4月発売で、発売直後に購入したのでもう6年半になります。実際使ってたのは2年ぐらいで、あとは大事に保管してたまに起動して動作確認するぐらいなので、状態はとてもいいです。

U101の前はPCG-U3を使っていたのですが、U101の発表があった翌日に、近所にできたPC DEPOに行って、U3を下取の見積りをしてもらいました。買取で10万、新機種購入でさらに2万ということでしたので、すぐに下取に出してU101の発売を待つことにしました。さらに当時はポイントカードで10%還元とかやっていたので、かなりお安くU101はゲットできたわけです。

U3はCrusoe搭載PCの例にもれずモッサリしてたので、U101の軽快な動作に感動し、モバイル用(といっても出先で使うぐらい)として、毎日持ち歩いて使っていました。WPAに接続できる無線LANが必要になり(U101は当時はWEPまで)、2005年にThinkPad X40を購入し、U101の役割は終わりました。

2008年にEEE PCが出て、UMPCというジャンルが確立されるまで、このサイズのPCはあまり存在しないためオークションでかなり高騰(販売価格を越えることもあった)していましたが、売り逃したというかあまり気にしていなくて放置していました。最近はこの手のサイズのPCが増えてきて、U101の値段も下がったようですが(それでも6年前のPCとしては高価)、さすがに今更手放すのももったいないので、壊れるまで大事に遊んでいこうと思います(こうやってPCが増殖していきます)

ちなみに前回のエントリーは半年以上前で、そのときはUbuntu8.10を入れてました。あいまいな終わり方でしたが、結局別のアクセスポイントでつなぎ直してみたらすんなり接続できました。もっともNetwork-ManagerだとWEPしか指定ができなかったので、Wicdを使用して接続してますし、アクセスポイントとの相性もあったみたいなので、簡単につなげた、とは言えません。それに対して、Ubuntu9.04ではNetwork-Managerを使ったWPA接続ができているので、かなりお手軽になったと思いました。今月末にはUbuntu9.10が出るわけですが、このU101もアップグレードしてみる予定です。

最近気づいたことで、このU101に搭載されているチップセットはintel 855PMなんですが、compizに対応していました。試しに3Dエフェクトの設定をしてみたら、CPUパワーが足りないせいか、あまりに重くて使い物にはなりませんでした。X40(PenM1.4GHz 855GME)では余裕なので、もう少しCPUパワーがあれば使えるような気がしますが、U101はflashの再生もきついので視覚効果なし、にしておくのがいいようです。しかしこの時代のチップセット内蔵videoで3D効果が使えるのは正直驚きです。


VAIOのUシリーズはこのU101を最後に方向転換してしまって、自分は使う機会はなかったのですが、今だとType PがU101のコンセプトに近いのでしょうか。個人的には今の技術でU101のようなPCを作ったら、売れるかどうかはわかりませんが、どういうものができるか気になるところです。

ということで次回電源を入れるのはUbuntu9.10が出てからになると思います。