2008/07/25(金)TS-209II Debian化

前回、HDDの取り付けたので、今回はDebian化です。

Debian化といっても自力で何かするのではなくて、SlimServerのインストールを参考にしました。もともとSlimServer*1を使うためのものなのですが、これを入れるとセットでDebian化されます。TS-209でRAID1にしている場合はフォルダ名をHDA_DATAではなくMD0_DATAにするところだけ注意です(これも書いてあるけど) 7番まで終わったら、
[~] # chroot /share/MD0_DATA/etch
これでDebian化できますが、chrootを使っていますので、起動時からDebianというわけではありません。カーネルも初期のままですし、自分で止めてなければNASの機能もそのままです。何をもってDebianというのか自分もよくわかっていないのですが、普通にapt-getでファイルを取ってこれるレベル、と言ったらいいのでしょうか。もともとのNASの機能を壊してしまうことはないので、Linuxの勉強にはいいかと思います。

NASの機能がそのまま生きてますので、NASつぶして俺サーバーにしたいとか、最新のカーネルに入れ替えて使いこなしたい、という人にはこの情報だけでは足りないと思います。そっちの方はチャレンジしてる人もいるみたいですが、まだまだ情報が少ないようです。


ということでちょっとしか触れていないのですがTS-209IIはしばらくおやすみになります。2.5インチのHDDを別のPCで使うことになったのと、夏場は部屋が暑いのであまり起動できないという理由です。他人まかせですがもう少し解析が進んだらまた遊ぼうかと思っています。

あと情報がなくて事前には確認ができなかったのですが、試してみた限りではWOLはできませんでした。

*1 : 今はSqueezeCenterと改名したらしい